昨年の9月に三重県いなべ市にある青川峡キャンピングパークに行ってきました。
とにかく人気のキャンプ場で、2ヶ月先の予約が解放された途端に土日は一瞬で埋まってしまうほど。
我が家は平日キャンパーなので予約戦争は避けられるのですが、なぜか縁がなく台風や臨時休業で2回来場を見送ることになっていました。
今回は3度目の正直でやっと来られましたが、このキャンプ場特有の○◯にやられて散々な目にあったので、その様子も交えながら書いていきます。
目次
青川峡キャンピングパーク
所在地 | 三重県いなべ市北勢町新町614 |
サイト数 | カーサイト42区画、ライダーズサイト5区画、ログハウス・コテージ等16棟 |
チェックイン | 14:00〜17:00(アーリーチェックイン時10:00〜で+1000円、ライダーは500円、コテージ等は宿泊費の半額) |
チェックアウト | 8:00〜10:00(レイトチェックアウト時〜16:00で料金はアーリーと同額) |
キャンセル | 2週間前までは無料 |
HP | https://www.aogawa.jp |
東名名古屋ICから1時間半弱と名古屋エリアからのアクセスが非常に良いキャンプ場です。
このキャンプ場の魅力は、日本屈指の高規格キャンプ場であり施設が綺麗、且つとにかく初心者にも優しい至れり尽くせりのサーブスがあることです。
キャンプデビューに青川峡を選ぶのはおすすめです!
周辺買い出し施設
- 青川峡キャンピングパーク
- イオン大安店
- ふれあいの駅うりぼう
- マックスバリュ北勢店
- ファーマーズマーケットいなべっこ
最も食材を買うのに便利なのが、最寄りの大安ICを降りてすぐにある②イオン大安店だと思います。
青川峡から一番近いのは④マックスバリュ北勢店なので、キャンプ場到着後に買い忘れたものがあればこちらへ行くのが良いかもしれません。
地産の食材がお好きな方は③⑤に直売所がありますよ。
それでは、ここから実際に私が青川峡へ行った写真を交えながら紹介していきます。
積載完了
今回は、家族4人分の荷物の積載です。
かさ張る箱類は、
- トラスコ トランクカーゴ70L
- YETIローディ20
- YETIゴーボックス
- シェルコン25
の4つが積載されていて、椅子類はヘリノックスが床下収納に、スノーピークのローチェア30が後部座席の足元にあります。
その他を積載してもバックミラーは半分以上見える状態です。
我が家のミニクロスオーバー君、ホントに思ったより積載できます。
ちなみに、YETIローディ20は今回がフィールドデビューでしたが、圧倒的な保冷パフォーマンスを見せてくれました。
デザインもさることながら、人気なのが頷けます。
買い出しはイオン大安店でしましたが、平面駐車場のコンパクトな規模のイオンだったのでササッと買い終えることができましたし、小さなフードコートもあったのでお昼もここで済ませました。
青川峡キャンピングパーク到着
もうこの看板の地点で綺麗で整備が行き届いているな〜という印象でした。
大安ICからここまでの道のりはほぼ平坦で、走りやすい道のりです。
それもそのはず、青川峡キャンピングパークの標高は約180m。平坦な訳です。
CHECK標高が低いということは平地との寒暖差も起きにくいので、服装等の用意がしやすいかもしれませんね。
ただ、真夏に来るとこのキャンプ場は暑いかもしれません。
こちらの管理棟で受付をします。
管理棟に入って驚きました。
「ここはそこらのギアショップか!?」と思うほどキャンプギアが売られているのです。
何か忘れ物をしてしまっても大体ここで買えてしまいそうなぐらいです。笑
ちなみに薪も売っていて、火持ちのいいしっかりとした薪でした。(値段は忘れてしまいました)
ログキャリーにしているハイタイドのカーゴバッグMサイズは、一般的な薪が2束収まるので便利ですよ。
使わないときはクルッとまとめておけて、内側には撥水加工が施されています。3色展開です。
選んだサイト
今回は、赤丸の辺りのオープンサイトを選びました。
サニタリー棟も近いし公園にも行きやすくて、子供がいるファミリーキャンパーにはオススメです。
公園には子供が思いっきり遊べるアスレチックもありましたよ。
設営はこんな感じにしました。
トイレ&風呂
ウォシュレット付きの非常に綺麗なトイレでした。
洗面台にはドライヤーまで置かれているのにビックリです。
お風呂も完備されていて無料なのでありがたいですね。
初心者向けサービス
ここまでの紹介でもかなり初心者向けであることは分かるかもしれませんが、さらに青川峡はレンタルサービスも充実しています。
管理棟の赤丸の箇所がレンタルを受けられる場所となっていて、道具を全く持っていなくてもキャンプができてしまいます。
具体的には、
- ドームテント
- フォールディングテーブル
- チェア×人数分(最大6人分)
- 電池式ランタン(燃料込)
- ランタンスタンド
- 簡単タープ
とこの6点セットが8000円で借りられます。
そして、全くの初めてでテントの張り方がわからないという方にもスッタフが手取り足取り教えてくれるというサービス付きなので、不安はいりません。
上記以外にもレンタル品は豊富なので、文字通り手ぶらで行けてしまうキャンプ場なのです。
その他初心者向けの情報は青川峡HPのこちらでご覧ください。
青川峡特有の○◯
さて問題のやつです。笑
写真で見るとまったりとした時間を過ごしているように見えますが、この日は猛烈な強風が吹いていて、ヘキサライトの跳ね上げをするのにめっちゃくちゃ苦労しました...。
冒頭に前置きしておいた『このキャンプ場特有の○◯』がそれです。
山と山の間の川沿いにあるという地形からだとは思うのですが、青川峡は強風が吹いていることが多いキャンプ場なんです。
タープは一応持っていっても張らないという選択肢も視野に入れておく方がいいと思います。
私は、別のキャンプ場で風が強めだったので跳ね上げをやめたけど、その後風が止んで「なんだ跳ね上げておけば良かった」ということがあったので、今回も「止むだろう」という甘い考えで跳ね上げをしていました。
そして、子供と薪割りを楽しんでいたら後ろから、
ドンッ!!!
と大きな音がして振り返ってみると、
テントが故障
ポールは見事にへし折れ、もう片方のポールは幕を突き破るという事態に見舞われてしまいました。
(破れた幕はショックすぎて撮っていません)
私が使うツーポールシェルターは、構造上ポールを突っ張らせて幕にテンションがかかった状態になっているのですが、そこに猛烈な強風が吹き込み必要以上のテンションが加わったことで、耐えられなくなったポールが潰れるように折れてしまったのだと思われます。
自然の中ではリスクヘッジはし過ぎるぐらいが丁度いいと思わされる出来事でした。
その後はシェルターモードに切り替えてエリクサー3をインしてお籠りキャンプにしました。
皆さんも強風時には、くれぐれも無理をなさらないようにしてくださいね。
知って得する情報
訪れた後に知ったのですが、以下のメンバーズカードを所有していると特典があるようです。
料金 | カード詳細 | |
JAC(日本オートキャンプ協会) | 入会金2000円、年会費5000円 | 詳細はこちら |
モンベル | 入会金無料、年会費1500円 | 詳細はこちら |
WILD-1 | 入会金500円、年会費無料 | 詳細はこちら |
ユニフレーム | 入会金、年会費共に無料 | 詳細はこちら |
ユニフレームのカードは、ユニフレームプレミアムショップにてユニフレーム製品を購入するともらえるそうです。
肝心の特典というのが、オートキャンプサイトにおいて、
- チェックインが13時〜
- チェックアウトが〜13時まで
以上が無料でなるというものです。
チェックインは1時間早まるだけですが、チェックアウトが10時までのところ3時間も延びるのは嬉しいですよね。
まとめ
今回は、青川峡キャンピングパークのご紹介でした。
初心者&ファミリー向けのとても素晴らしいキャンプ場ですが、本当に、くれぐれも、風には気をつけてくださいね。笑
個人的な総評としては、
- 利便性を優先的に求める方には◎
- 景色を楽しみたい方にはイマイチ
です。
いきなり今まで触れなかった景色のことかよ!とツッコミが入りそうですが、約180mという低い標高に位置していることもあり、あまり大自然は感じられなかったな〜という印象を受けました。
そういえば、この時テントが壊れたのをキッカケに新しく2ルームテントを買おうとアレコレ熟考していましたが、やっと選りすぐった新幕が着弾しましたので、良かったらこちらもご一度ください。
それでは。