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新幕着弾!我が家がアポロンTCを購入するに至った5つの理由とは!?

投稿日:2020年4月24日 更新日:

遂に我が家に新幕が着弾いたしました。

下記記事にて散々サバティカルのアルニカが欲しい欲しいと騒ぎ立てていた小生。

それがコロッと突然方向転換してアポロンのTCバージョンを購入しました。笑

なぜアポロンTCを選んだのか?今回はその理由を書いていきたいと思います!

所持していた幕の問題点

まずは、新幕を購入しようと思ったキッカケとして所持幕の問題点がありました。

アポロンTCが届く以前はデビュー幕のエントリーパックTTをお嫁に出して、2019年に手に入れたニーモのヘキサライトSEとMSRのエリクサー3を使用していました。

選んだ理由は4つ。

  1. カンガルースタイルに憧れた
  2. エリクサーがピクニックでも使える
  3. 積載のUL化をしたかった
  4. パッカーンしたかった

どちらもとても張りやすいし、ヘキサライトはマルチカムアリッドの色味がカッコ良くて気に入っています。

ところが、問題点が2つ浮上しました。

  1. ヘキサライトは風に弱い
  2. 家族4人でエリクサー3は狭い

ヘキサライトは風に弱い

ヘキサライトはツーポールシェルターという名の通り、基本的にはタープで使うのと同じポールが2本のみで立っている構造となっています。

つまり、テントの骨格となるフレームがないので風に強いとは言えない訳です。

それに加え、肝心のポールを突っ張らせる部分(①②の裏側)にはポールがずれないようにする機構が備わっていないので、強風によって幕に力が加わった時にポールがずれてしまいやすいのです。

それを身を以て体感した出来事もありました。

風が強い日にパッカーンをしていた時のことです。

(風が強いなかパッカーンをやるのがそもそも悪いのですが、)この時の風向き的に強風をモロに大の字ポーズで受けるかたちになり、結果風下側の左ポールに強力なGが加わり、

耐えられなかったポールは無残にへし折れ、右側のポールは突っ張らせる部分から大きくずれて幕本体を突き破るという大惨事に見舞われてしまいました。(破れた部分はショックすぎて写真を撮るのも忘れました)

この時からヘキサライトは平地でのデイキャンや林間キャンプ、父子キャンプ用にして、フレーム構造のテントをメイン幕として持っておこうと思い始めました。

CHECKヘキサライトは修理に出して現在もお気に入り幕として使用しています。

家族4人でエリクサー3は狭い

エリクサー『3』ということで、大人3人が寝るのにちょうど良いサイズのテントなのですが、私173cm妻153cmと3歳0歳の子供の4人であれば床面積としては十分寝られるサイズです。

ただ、子供の寝相が良ければ苦はありませんが、そんな子供がいれば見てみたいものです。笑

やはり寝心地を求めると多少のゆとりは欲しいものです。

また、「寝るだけだから気にならない」と思っていた天井が低いのも問題で、上にも圧迫感を感じることから私は安眠ができませんでした。

それでも息子と二人で行った父子キャンプでは快適に寝ることはできました。

本当に軽量コンパクトで設営しやすいのはこの幕の良いところです。

しかし、2つの問題点をクリアにすべく、新幕として2ルームテントを迎えたい気持ちが高まってきました。

そして、幾つかの候補の中からアポロンTCを選ぶに至った訳ですが、ここからは本題のアポロンTCを選んだ5つの理由について書いていきます。

1.リビング+寝室が一体の2ルームテント

その名の通りテント一つ立てるだけでリビング+寝室が出来上がってしまう2ルームテントはやっぱり我が家のようなファミリーには向いていると思うんです。

例えば、私がデビュー幕として使っていたエントリーパックTTだと、非常に貼りやすい幕ではあるのですが、テント+タープを立てて初めてリビング+寝室が出来上がることになります。

それが一つ立てるだけで出来上がるということは、妻が小さな子供の世話で手が離せなくてもサクッと自分一人で準備が進められそうです。

また、強風によってテントが壊れるという恐い思いをしたので、このようにフレームの中にリビングがあるというのは、非常に安心感があります。

2.設営が簡単なトンネル型テントの中でも堅牢

アポロンは、メインフレームが平行に4本並んでいる構造のトンネル型テントです。

2ルームテントを買うとしても「もう一度トンネル型」と決めていました。何故なら、その張りやすさをエントリーパックTTのヴォールトで身を以て体感していたからです。

それに加えてアポロンは、4本のメインフレームに対して垂直に交わる3本のリッジフレームも備わっています。

これによってトンネル型テントの弱点である構造の弱さを補って、堅牢なテントに仕上がっているのです。

ちなみにこれはアルニカにも2本備わっています。

冒頭でも触れたように、私は最後までこのアルニカとアポロンの間で気持ちが激しく揺れていました。

しかし、アルニカを選ばなかった訳は次の理由が関係しています。少し2つを比較しながら書いていきます。

3.四方が立ち上がっていて無駄なスペースがない

こちらの写真でいうと左右になる、前後入り口パネルは垂直に立ち上がっているので、端に立つことはもちろん、高さのあるキッチンテーブルを置いて作業をすることなども容易です。

それがアルニカは、

赤い斜線の部分は実際には使いにくい部分になってしまいます。

カタログ値で見るとリビングの長さはアルニカの方が長いのですが、有効的に使えるスペースでいうとさほど変わらないか、むしろ前後の高さが13cm高いアポロンの方が使いやすいのではないかと思います。

CHECKちなみに、リビングの幅は全く同じ320cmです。

また、左右の壁の立ち上がりに関しても、

台形型のアポロンと半円型のアルニカでは有効スペースの差が生まれます。

このことは、アルペンアウトドアーズにてアポロンの実物を見て感じたのが大きかったです。

グーグルで『アポロン リビング』と検索に入れると『狭い』と予測で出てくるので心配してはいたのですが、カタログ値だけで見るよりも実際に見てみると思ったより広いなと感じました。

確かに入り口も締め切ってお籠りキャンプをする場合には少し手狭かもしれませんが、実際には寝るまではリビング側の入り口を開けたままにすれば庇分もリビングの長さになるのと、

 

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このように左右パネルを跳ね上げれば更に有効スペースを広げることができます。

跳ね上げに関してはアルニカもできますが、やはり四方が立ち上がって無駄がないのは魅力だと思うんです。

4.信頼のogawaテント

ogawaのロゴにもあるように、創業は1914年と100年以上の歴史を持つ大変信頼のあるブランドということも選んだ理由です。

海外幕も良いテントは沢山ありますが、日本の風土をよく理解して作られた質実剛健なテントがアポロンなんです。

それがアポロンの公式HPの最初の一行からも見て取れます。

日本の気候に最適な、全天候型テント「アポロン」

日本の全天候に対応していますよと。

湿気の多い時期には全面メッシュにより蒸れずらいですし、冷たい風が吹き込む時にはスカートが守ってくれます。

そして、ルーフフライも標準装備なので、テント本体の紫外線劣化や遮光性の向上、結露の軽減に貢献してくれます。

また、リッジフレームを装着することによる機能美は、見れば見るほど見惚れてしまいます。

左右の張り出したフォルムが何ともカッコイイ。その上カラーは鉄板のベージュ系ときたから隙なしですよ。

話がデザインの方に逸れてしまいましたが、信頼できるブランドの荒天でも耐えてくれそうなテントというのはアポロンを選択した4つ目の理由です。

ここまでの理由であれば通常盤のアポロンでも良かったのですが、5つ目の理由でアポロンTCを選びました。

5.ストーブINしたいので、TC幕が欲しかった

我が家では今後、ストーブを使用した冬キャンプデビューも視野に入れています。

ポリ100%のテントは軽いし、撥水性、速乾性もあって扱いやすいのですが、蒸れやすく結露するのが難点です。

反対に、TC素材のテント=ポリコットンテントは、通気性、吸湿性に優れていてストーブをインしても結露を気にせず快適に使うことができるので、アポロンにするならTCバージョンを選ぶというのは必然でした。

また、通気性に優れているということは夏にも空気が籠りずらく、遮光性も高いという魅力もあることから、全天候型テントのアポロンを更に進化させた通年快適に使える最強テント、それがアポロンTCなのです。

まとめ

私がアポロンTCを選んだのは、

  1. リビング+寝室が一体の2ルームテント
  2. 設営が簡単なトンネル型テントの中でも堅牢
  3. 四方が立ち上がっていて無駄なスペースがない
  4. 信頼のogawaテント
  5. ストーブINしたいので、TC幕が欲しかった

という5つの理由からでした。

試し張りだけした今のところ、重いこと以外全く不満はありませんが、キャンプギアは実際にフィールドで使ってみてナンボだと思っています。使ってみて気付いた事があればまた記事にさせていただきますね。

そうそう、ちなみにご存知の方は多いと思いますが、アポロンTCの販売は和歌山のアウトドアショップOrangeさんのみの別注モデルですので気になる方は覗いてみてください。

Orangeオンラインショップ

もちろん通常バージョンも素晴らしい幕ですよ。

 

それでは。







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