キャンプを始める前に色々と想定して準備をすると思いますが、実際にやってみないと分からないことも多々有ります。
その中の一つで私が感じたのは、山の朝露の多さ。
これ、普段平地で暮らしている私には全く想定できなかったです。
対処として私の場合、道具類はエントリーパックTTの前室へ移動させていますが、テントやタープ自体はやはり水滴でビチョビチョになるものです。
特にテントの底面は人間の熱もあってか非常に濡れます。
テント本体とタープは次の日雨さえ降っていなければそのまま張っておけば乾きますので、今回はエントリーパックTTのインナーテントとグランドシートの乾燥方法の小技を紹介したいと思います。
目次
朝露は避けられない!
こちらは先日ふもとっぱらへ行った時のエントリーパックTTの写真。
この写真だと分かりづらいかも知れませんが、朝起きるとテント全体に朝露が降りていて雨でも降ったのかと思うぐらい濡れていました。
もちろんタープもビッチョビチョ。(寝ぼけて撮ったから分かりづらいなー。)
キャンプをほとんどしたことのない初心者にとって、ここまで濡れるものだとは想定できなかったので初めは驚きました。
ここはしっかりと乾燥させてカビの繁殖を防ぎたいところです。
そこで私が思いついた乾燥撤収方法がこちら。
エントリーパックTTの乾燥撤収法
出来上がりは、このように底面を太陽に当てて干すことができます。
1 インナーテント&グランドシートを外す
朝起きたらまずインナーテントとグランドシートを外してしまいましょう。
写真は撮り忘れましたが、この時インナーテント底面の端の方は特に湿っていたり水滴が付いていることがあります。
グランドシートの地面と接していた面に関してはそれはもうビッチョビチョの土と草がベッタリです。
この2つを干していきます。
2 インナーテントをテント本体に引っ掛ける
エントリーパックTTのインナーテントは、底面の四角に固定用のフックが付いているのでこれを利用します。
テント本体の3本のフレームの内、真ん中のフレームを支えている張り綱のリングにインナーテントのフックを上の写真のように引っ掛けましょう。
そして後室側のフレームにもリングがあるのでそちらにもフックを引っ掛けます。
3 反対側の角をペグダウン
先ほどリングに引っ掛けたのと反対側の角は地面へペグダウンします。
仮止めぐらいでもいいとは思いますが、風が強ければしっかりと打ち込んだ方がいいとは思います。
これでインナーテントの乾燥準備完了!
4 シートの輪っかにテント本体のマジックテープをつける
次にグランドシートですが、エントリーパックTTの純正のグランドシートの四隅はインナーテントのようにフックは付いていません。ただのゴムの輪っかです。
そこで固定するのが、一番前のフレームの上部にあるマジックテープ。
これはヴォールトを連結させる際にフレーム同士を固定するために付属しているものなのですが、そちらでちょうど固定できるので利用しちゃいましょう。
5 反対側は後室パネルの留め具を利用
先ほどのマジックテープが後室側には無いので、反対側は後室のパネルをまくり上げて留める際の留め具に引っ掛けちゃいましょう。
頼りなさそうですが、しっかりテンションをかけておけば余程のことが無い限り外れ無いと思います。
6 反対側をペグダウン
あとはインナーテントと同様に反対側の2つの角をペグダウンします。
これでグランドシートもしっかり乾燥できます。
まとめ
であとはシェルターとなったヴォールト内部で朝食を取ったりしていればバッチリ乾燥撤収が出来ると思います!
タープを撤収していなければわざわざこちらに入る必要もありませんが。笑
ということで今回はエントリーパックTTの撤収時の小技を紹介させていただきました。
エントリーパックTTを手に入れている方は是非一度試してみてください。
また、今現在買おうか迷い中の方は今回のような撤収方法も出来るのでオススメですよ!ちなみに私は下記記事のような経緯でエントリーパックTTを購入しました。
参考になれば幸いです。