スノーピークのシェルフコンテナってデザインも使い勝手もとても良いのですが、蓋や天板が無いのが玉にキズ。
天板があればちょっとした台としても使えるし、子供の椅子にだって出来そうですよね・・・。
ないなら自作じゃ!!
てことで今回は私が制作したシェルフコンテナ25の天板をご紹介します!これかなりオススメですよ!
目次
シェルフコンテナ25の天板自作!まずは材料探しへ
てことで私がやって来たのはロイヤルホームセンター。
シェルフコンテナと言えばこのように持ち手の部分に竹が使われているのが特徴なので、
天板はそれに合わせた薄めの色をした木で作りたいなぁーと思い店内へ。
最初はこんな感じの
「ロールトップテーブルの天板みたいにしよう!」と思っていましたが、これだと開いた状態のシェルフコンテナには乗せられない事に気付き却下。
でも細めの板をいくつか繋げてロールトップのように抜け感のある天板にはしたいなぁと、杉や桧あたりを物色。ちょうど良い薄さと幅の板がなく、ぷらぷらし始めました。
ちなみに折角ならこだわって作りたいので、角をカクカクのままではなく、面取りもしたいぁと考えていました。
「面取り」は、木材の角部を削り角面や丸面などの形状に加工する工法です。
引用:木材加工.com
そして、あるコーナーで足が止まる。
「これ・・・ひょっとして・・・ジャストなんちゃうの?・・・」
恐る恐る車に積んでいたシェルフコンテナ25を持って来てそれを乗せてみると・・・JUST TOO GOOD!!!!!!!
こんなに気持ち良くフィットする商品があるとは思いませんでした。
その他諸々、加工用を道具などを購入して帰宅。
シンデレラフィットする"アレ"とは
お気付きの方も多いと思いますが(笑)これです。
はい、すのこですね。
「ただのすのこじゃねぇか!!」と言う声が聞こえて来そうですが、ノンノンノン。
こちらのサイズをご覧下さい。
長さ450mm!
幅310mm!
これがポイントです。(長さ450mmというのがミソなので良く覚えておいてください。)
シェルフコンテナ25のサイズも見てみましょう。
長さ420mm!
幅303mm!
つまりロイヤルホームセンターのすのこが一回り大きいという事になります。
「あなたはシェルフコンテナ25の天板になる為に産まれて来たのでしょうか?」と問いかけたくなりますね。
セミDIY開始!!
ただこのままだと裏側の角材が2〜3mm長くてハマらないのと、このままでは味気ないので少し手を加えていきます。
用意したものは、
- 金ヤスリ
- サンドペーパー
- ノコギリ
- ビンテージワックス
以上です。
手順1 面取り
何もしていない状態だと、このように角がカクカクしていて、いかにも板を貼り合わせただけという感じがします。
ですので、まずは金ヤスリで丸みを出していきます。
その後、粗目のサンドペーパー→細か目のサンドペーパーの順でかけていきます。
↓↓↓
で、こんな感じに丸みが出ます。(あ、親指は仕事での怪我です。笑)
面取りする前の状態がこちら。
どうでしょうか?ただの板感が無くなりましたよね!ちょっとした違いだけどやるとやらないのだと雰囲気が全然違うと思います。(そう思いたいです。笑)
手順2 裏の角材を切る
シェルコンにはめ込み、天板がズレないように支えとなってくれる裏側の角材ですが、長さが305mmあります。
ここはノコギリなどで2〜3mm切り落としましょう。
ここは何の造作もないことですが、私は100円ショップのキャンドゥで買ったノコギリで行った為、切れ味が悪く少し手こずりました。笑
手順3 ワックスを塗る
ここはお好みですね。ウォールナットのワックスを塗るも良し、何もならないも良し。
私は冒頭で述べたように、持ち手に合わせたいので今のままだと木の色が薄すぎるのでクリアのワックスを塗って濃さを出すことにしました。(あと汚れなどの防止にもなるかなと。)
使ったワックスはこちら。
ビンテージワックスという、えごま油が主成分のもの。こちらをこれまた100円ショップで買った靴用のブラシで木目に合わせて擦り込んでいきます。
塗り終わった直後がこちら。ここから30分時間を置きます。
30分後、いらないTシャツなどで全体をゴシゴシ拭き取っていきます。
で、拭き終わった直後がこちら。馴染んでテカリが少し無くなりました。ここから更に24時間置いて乾かします。
24時間後がこちら。更に馴染んでテカリが無くなりましたね。
仕上げにまたしっかりと拭き上げていきます。
これで完成です。
うん。なかなか良い雰囲気が出てくれました。最初の状態と比べると色の深みが出たのが分かると思います。
アップするとこんな感じです。
シェルフコンテナ25に乗せてみた
正にシンデレラフィット。
気持ち良いぐらい綺麗に収まってくれました。
閉じているコンテナ状態だと、左右はこのように約15mm出ています。
横幅はそれはもうちょうど良過ぎる感じです。
裏側の角材部分も2mmカットでピッタリ収まっています。ガタガタずれることも無さそうです。 (欲を言うとここがもう少し薄いと良いんですけどね。)
では開いてシェルフ状態にも乗せてみましょう。
良いですね〜。これは便利です。
ちなみにこのシェルフ状態にすると、持ち手部分が上に持ち上がります。これによって天板が長過ぎると干渉してしまうのですが・・・
JUST TOO GOOD!!!!!!
これはシェルフ状態になった時の、『左右の持ち手の付け根から付け根の長さ』が『すのこの長さ』と同じ450mmになるから。
正にシンデレラフィット!!!!
こんなにシェルフコンテナ25にとって都合の良い既製品がありますでしょうか。狙って作ったかのようです。
試しに小物を置いてイメトレをば。
そしてこんな使い方も。
天板をスライドさせれば、無印良品のステンレスワイヤーバスケット1を入れたまま使えます。
おまけのシンデレラフィット
ステンレスワイヤーバスケット1と◯◯
無印良品のステンレスワイヤーバスケットシリーズは、シェルフコンテナ50に「バスケット4を2個」や「4を1個、1を2個」または「1を4個」がシンデレラフィットすることで有名です。
シェルフィコンテナ25の場合は、シンデレラフィットとまではいきませんが「1」がサイズ的にちょうどいいです。
ただし4cm程の隙間が出来ます。
何か4cmのもの無いかなーと探していたら・・・ちょうど良いのがこちら。
お馴染みスノーピークの包丁&まな板セットのLサイズ。これを先程の隙間に入れると・・・
JUST TOO GOOD!!!!!!!!!
気持ち良いぐらいピッタリ収まるので、ステンレスワイヤーバスケットを上手い具合に固定してくれます。シェルコン25を買われた方はこの合わせ技はオススメですぞ。
Myテーブル ステンレストップ
あと、スノーピークの既製品からもシンデレラフィットするものがあります。それがこちらのMyテーブル ステンレストップ。
スノーピーク(snow peak) Myテーブル ステンレス トップ
こちらは元々スノーピークのMyテーブル竹というサイドテーブルの天板に取り付けて、熱いものなどを置けるようにするオプションアイテムなのですが、シェルフコンテナ25にもこのようにピッタリ収まるそうです。
木もいいですが、ステンレスも無骨さを感じてカッコいいですね。
まとめ
シェルフコンテナ25にシンデレラフィットするロイヤルホームセンターのすのこの感じはいかがでしたでしょうか?
一から全て自分で制作するのも楽しいかもしれませんが、「ピッタリ合う天板をサクッと手に入れたい」という方にはかなりオススメです。
私は少し手を掛けましたが、正直、裏側の長さだけ切ってしまえば直ぐにでも使えます。
シェルフコンテナ25をお持ちの方は是非試してみてください!