もう2ヶ月前になりますが、6月上旬に長野県は阿智村にある銀河もみじキャンプ場にお邪魔してきました。
阿智村といえば、日本一星が綺麗に見える場所として話題のスポット。
今回は0歳の娘が体調不良ということで、3歳の息子と男2人の初父子キャンプとなりました。
その様子と感想含め、キャンプ場レポートを書いていきます。
目次
銀河もみじキャンプ場〜基本情報〜
所在地 | 長野県下伊那阿智村浪合1771-1 |
サイト数 | バンガロー23棟、常設テント6区画、区画サイト22区画 |
チェックイン | 午後1時~午後5時(アーリーチェックイン不可、午後5時以降はレイトチェックイン対応) |
チェックアウト | 午前10時(バンガロー)、午前11時(テント、車中泊) |
キャンセル | 4日前まで無料 |
HP | https://gingamomiji.org/wp/ |
名古屋エリアからだと東名名古屋ICから約1時間30分とアクセスしやすいキャンプ場です。
最大の魅力は、場内のマレットゴルフ場が日本一綺麗な星空が見える場所として認定されていることです。
周辺情報
- 銀河もみじキャンプ場
- スーパーピア
- そば処 おにひら本店
- 高原の味 みはらし
- 湯ったり〜な昼神
- ヘブンスそのはら
園原ICを降りると、もうそこは奥深い山々が連なっています。星空への期待は高まりますが、大型スーパーやホームセンターは皆無。
かろうじて地元のスーパー ピアがありますが、品揃えは豊富とは言えないので注意が必要です。しかし、最低限のものは十分に揃いますし、地産の野菜などを安く手に入れることができましたよ。
あとで詳しく書きますが、おにひらやみはらしは直売所もあるので、キャンプ場へ行く前に寄ってみるのもいいと思います。
ちなみに、この辺りは昼神温泉郷が近いので、キャンプの疲れを癒すのにひとっ風呂浴びて帰路に着く、なんてのも最高ですね。
また、園原ICからほど近いヘブンスそのはらではゴンドラで山を登った先で、『星空ナイトツアー』なる星空観測のイベントが行われています。
では、銀河もみじキャンプ場の詳しいレポートへ入ります。
積載完了
父子2人なので積載は超余裕でした。
息子と出発するに当たり、チャイルドシートは助手席へ取り付け、お菓子片手にiPadを持たせ、お気に入りの曲もかけ、ぐずらせない準備は何よりも抜かりなくしております。笑
今回なぜ息子と2人だけで行くことになったかについては冒頭でも触れましたが、
娘が体調を崩したこが分かりキャンプ自体をキャンセルすることになった際、私が悶え苦しみ哀れな姿をしていたのを見兼ねた奥さんが「2人で行って来なよ」と女神のような御言葉を掛けてくれたからです。
そして、それとは別に行かねば後悔するであろう理由もありました。日程が2019年6月3〜4日だったのですが、
天気は・・・
晴れ!!!!!!!
月の満ち欠けは・・・
新月!!!!!!!!!!!
阿智村に星を観に行くのに、これ以上の好条件がありましょうか。天の川が呼んでいるとしか思えません。
てなわけで、高速を降りて綺麗な山々の新緑を眺めがら数十分。
見落としそうな位置にこちらの看板が見えてきます。
すれ違いの難しそうな小道を登って行くと、左手に受付用の駐車場が見えてきます。
こちらが管理棟。
売店の品揃えは高規格に比べると良いとは言えないかも^ ^;
目の前の釣り堀には渓魚がたくさん泳いでいます。
トイレ&風呂
トイレはこんな小屋型のが各所にあり、比較的綺麗でした。
また、男女トイレの間に多目的トイレも完備されており、まだ一緒にトイレに行ってあげないといけない3歳の息子を持つ親としては非常に助かりました。
お風呂はこちら。
管理棟で利用の旨を伝えて200円を払ったら入れます。
湯船こそありませんが、シャンプーとボディーソープは完備されていました。
また、ドライヤーもあったので奥様にも優しいです。
それではキャンプサイト全体を見て行きます。
キャンプサイト全体の紹介
こちらが全体のマップです。
こちらはマレットゴルフ場。すでに楽しまれているご家族がみえました。
このマレットゴルフ場こそが日本一の星空が見られる場所として認定されたエリアです。
なぜピンポイントでここなのかは分かりません。管理人さんに聞いとけば良かったです。
お次は常設テントサイトの一つです。
人気のモノポールテントの一つ、ogawaのピルツが張ってありました。
こちらはファミリーサイト。
こちらも同じエリアのサイトです。
2区画分の広さがあるらしく、グループに向いていて周りを気にせず過ごせるような感じになっているようです。
ここをもう少し進むとメインのテントサイトが見えてきます。
まず見えてくるのがこちらの3番サイトなのですが、個人的には次来るならここに張りたいです。
何故なら近くに他のサイトがなく、独立しているので一番静かに過ごせそうだからです。
下の写真の左に見える橋の手前側が3番サイト、池の奥がメインのテントサイトとなっています。
手前は細く見えますが、実際はツールームテントも張れそうなスペースはありましたよ。
こちらは池を中心に反時計回りに進んだ写真です。
もう少し進むと右手に3区画見えてきます。
グルキャンならここを抑えるとベストかも知れません。
ただ景色としては振り向いた時に、
電線が見えるのが個人的には・・・。
さらに反時計回りに進むとメインサイトへの入り口があります。
今回はここの16番サイトを借りることにしました。トイレが近かったので。笑
トイレトレーニングが終わったばかりの息子と2人きりだと、直ぐに連れて行ける方が良いですからね。
写真の右に見える三角屋根がトイレです。近いと言っても匂いは全くしなかったですよ^^
で、池の周りのサイトエリアの隣にあるのが白樺ゾーンのバンガローたち。
そしてその隣の車中泊する人向けの広場です。
この広場の左手に坂があり登ると、避難小屋があります。
この小屋の中は、ちょっとした子供が遊べるエリアにもなっていて、
焚き火用の薪の無人販売も行っています。
壁にかかっているワイヤー(500円)に詰めれるだけ詰めれます。
そしてこの小屋からさらに少し登ったところにまた常設テントサイトがあります。
DODのタケノコテントが並んでいました。ホームページによるとここがこのキャンプ場の一番高い位置なので、星を見やすいそうです。
以上、ざっくりとキャンプ場全体の紹介でした。
では自分のサイトに戻りまして、
設営完了
設営の間はひたすらiPadでYouTubeパイセンに息子の相手をしてもらいました。
手が離せない時に限って「おしっこー」と言ってくるのはお約束。焦りません。が、ちょっぴりイラッ♡笑
2人だけなのでギアもミニマムに抑えています。
今回仲間入りしたのがこちら、ヘリノックスのサンセットチェア。
色はA&F限定のカーキにしました。ツノカワファームのピローも付けて抜群なリラックス感で立ち上がれなくなります。
でも比較的座って作業をすることが多い私にはスウィベルが一番合っている気はしたなぁ。
設営がスムーズに行って時間に余裕が出来たので、また場内を散策します。
こちらが目の前にある池です。
カエルがめっちゃいます。
管理棟への道を戻るとこのような小さい子供でも安全に遊べる浅い川もありました。
足だけつけてチャプチャプ遊べるぐらいの本当に小さな小川でした。
ちなみに場内をブラブラ歩いていると、いい熱源となる杉の枯葉や松ぼっくりが豊富に落ちていましたよ。
拾っていたら早く焚き火をしたくなったので、またサイトへ。
いざ、Bonfire
今回の焚き火コックピットはこんな感じにセット。
YETIロードアウトゴーボックスがシェルコン25とピッタンコで存在感抜群でした。
焚き火準備をしたら、ご飯は男二人だけなので適当にサクッと済ませ、焚き付け作りをします。
こちらのアシモクラフトとネルデザインワークスのダブルネームの斧、onokezuruで初の薪割り。
パッカーンと綺麗に真っ二つになるのが面白くてハマりそうです。
焚き付け用の薪があると非常にスムーズに火が育ちますね。
先ほど拾ってきた天然の着火剤もよく燃えてくれました。
至福の時間です・・・。
そして日が暮れて夜が始まったらいよいよ今回のメインイベント、星空鑑賞。
日本一の星空!
いや本当今まで生きてきてこの日以上の星を見た事はありません^^
満天の星空とは正にこのこと。
画像は公式HPよりお借りしちゃいました。笑
私がiPhoneXで星空撮影のアプリを使って撮った写真がこちら。
うん、イマイチ。笑
一眼が欲しくなった今日この頃です。
ちなみに肉眼で天の川を確認することはできませんでした。
新月、晴れと条件としては完璧だったはずなんですが・・・なぜでしょう。
それでも流れ星をたくさん見ることが出来て、息子も感動した様子で心に残ったと思うので良しとします。
次の日
朝露はかなり降りていましが、晴れていたのでどうにか乾燥撤収できました。
散歩して避難小屋で少し遊んで、キャンプ場を後にしました。
帰りは女神へのお土産に産直の美味しい野菜や果物などを買うべく周辺施設へ。
高原の味みはらし
車で10分ぐらいのところにあるのがこちら。
グーグルで写真を調べたら色々買えそうな感じだったのですが、この日は運悪く何も置いていませんでした。
到着したのが11時過ぎだったので時間が良くなかったのかな?
看板のとうもろこしもまだ時期が早いとのことでした。
でも優しいおばあちゃんが「これもってきな」と
イチゴを少し分けてくれました。甘くて美味しかったです。
またとうもろこしが美味しい季節にリベンジしたいと思います。
昼食がてら次に寄ったのが、みはらしから更に15分ぐらいのところにある
そば処おにひら 本店
こちらの直売所は色々と置いていました。
美味しそうなトマトなど良いお土産が手に入りましたよ。
そして中へ入って蕎麦をいただきます。
しっかりとコシのあるつるっとした蕎麦でした。
季節の若鮎の天ぷらがまた絶品でした。
息子が気に入って私は一匹しか食べられませんでしたが。笑
腹ごしらえが済んだら家路に着きました。
息子はというと疲れて寝てしまうと思いきや、今回の旅が余程楽しかったのか、終始テンションあげあげ。
運転中の私にふざけてチョッカイをかけてきたので、ブチ切れです。笑
そんなこんなで息子と2人、大変な場面もありましたが親子の絆を深める良い機会になった銀河もみじキャンプ場への旅でしたとさ。